コロンビア産

カフェオレ・ボウルってどんなもの?

世界中で飲まれているコーヒーには、その土地で、飲む道具や、カップなど、形状が違っているものがあります。
カフェオレ・ボウルは、フランスでは良く使われているものですが、他の国ではあまり見かけません。
日本では、その多彩なデザインから、インテリアとして好まれることもあります。
また、古い時代に作られたカフェオレ・ボウルは、ひとつひとつ手作りで、絵付けなども手作業で行われているため、二つとして同じものがありません。
そういったことから、古い物はアンティーク、骨董としても取り扱われています。

フランス語では、カフェオレとは付かずに、単にBol(ボル)、もしくは、Petit dejeuner bol(朝食を食べるボル)と呼ばれています。
カフェオレ・ボウルはほとんどが陶器で作られています。
そして、形は普通のコーヒーカップよりも大きく、口がとても広く作られています。持ち手がなく、そこには台が付けられている物が多いです。
日本でいうと、お茶碗のような形、そして大きさである、というのが特徴です。
カフェオレ・ボウルは、古くはフランスの朝ご飯で、スープを入れて飲むもので、スプーンですくって食べたり、パンを浸して食べられていました。
19世紀ごろになって、ヨーロッパでコーヒーが広まって飲まれるようになり、さらに19世紀後半になると、一般の家庭でもコーヒーを飲む風習が広まるようになりました。
20世紀になって、どこの家庭でも飲まれるようになりました。

ミルク入りのコーヒーを飲むために、両手でボールを抱えて飲める、現在の大きさのカフェオレ・ボウルが作られるようになった、と言われています。ミルクパンで牛乳を温めて、注ぎ入れるのに、ちょうどよい大きさです。
また、取っ手がない形になっているのは、両手でカフェオレ・ボウルを持つことで、冬の朝の寒さで、かじかんだ手を温めるため、という役割もあるとされています。
温かい状態をカフェオレ・ボウが作ってくれます。